◆ペットがいる家は要注意!外壁塗装の際に気をつけるべき悪影響
外壁塗装の施工後は、家がまるまる新しくなったかのような嬉しい気分になるでしょう。
しかし、工事中は多少なりとも不便さを感じることも少なくありません。
それは犬や猫などのペットにとっても同じことです。
人間よりも小さいため、負担は大きいものでしょう。
家族同然のペットを傷つけないためにも、外壁塗装工事の時に対策すべきことをしっかり知っておきましょう。
◆外壁塗装がペットに及ぼす恐れがある5つの害
ペットに危害を及ぼす恐れがある要素は5つあります。
1つ目は、塗料の刺激臭です。
油性塗料の希釈のために使用されるシンナーなどの有機溶剤は、揮発して気体になると塗料特有の不快な刺激臭を発します。
その刺激臭には、光化学スモッグの原因にもなる物質が含まれているので、人間はもちろんペットにとっても有害です。
近年はシンナーなどが含まれていない水性塗料が主流になってきていますが、場所によって使用できない場合があるので確認してみると良いでしょう。
換気扇はまわすことができるので換気扇を使用することもおすすめします。
2つ目は塗料に触ったりなめてしまうことです。
刺激臭も危険ですが塗装途中に乾いていない塗料をなめたり触ったりしてしまうことも危険です。ペットに配慮した塗料を使用している際でも、やはり念のため塗料を口にしたり触るのは避けた方が良いと考えられます。ペットの体に良くありません。
ペットが塗装中の外壁や塗装作業中の場所に近づかないよう注意しましょう。
3つ目は、窓を開けて換気が行えないことです。
外壁塗装の工事中は、窓が養生されるため一切開けることができなくなります。
人間であれば衣服を脱ぐことで体温調節ができますが、体温調節が簡単に行えないペットにとっては命に関わる問題です。
塗装業者によっては、窓を少し開けられるような養生の仕方をしてくれるところもあるようです。しかし、すべての業者がしてくれるわけではないので注意しましょう。
4つ目は、作業員の出入りです。
ペットにとって、知らない人が自分のテリトリーに入り込むことはとてもストレスがかかります。
また、高所作業中に工具などが落下して、下にいるペットに当たってしまったら危険です。
工事中は、なるべく作業員からペットを遠ざけるようにしましょう。
5つ目は、騒音です。
外壁塗装にも、大きな音が発生する工程があります。
ペットにとって大きい音はストレスなので、ほかの家に預けるなどの対策が必要です。
◆外壁塗装でペットに被害が及ぶ要素を知っておくことは大事
外壁塗装工事でペットに与える悪影響を知っておくことで、大切なペットを守ることができます。
具体的には、「ペットを隔離する」「真夏や真冬の時期を避ける」「塗料を厳選する」などの対策を取ってあげましょう。
しかし、季節を待っている間に劣化が進み限界がくる場合もあります。
前回の塗装から10年ほど経過したら、業者に工事の必要性を確認してもらうのがおすすめです。
◆まとめ
人にとっても大変な環境は、もちろんペットにとっても過酷なものとなります。
それは事前の対策で軽減することが可能です。
ペットの身の安全を優先してくれる塗装業者のもと、適切な外壁塗装工事計画を立てましょう。
埼玉県の入間・飯能・所沢で外壁塗装が及ぼすペットへの影響に不安がある方は、ぜひTRUSTへご相談ください。