外壁塗装・屋根塗装に使用される低汚染塗料とは?
◆低汚染塗料とは?
一般的な塗料は色を付けるだけですが、そのほかにも機能性が付属した塗料があります。
なかでも高い人気を誇るのが「低汚染塗料」です。
低汚染塗料は、塗膜の表面に特殊なコーティングを行うことで、汚れを付きにくくした塗料です。
表面に汚れが付いたとしても、塗膜にフワッと付く程度なので、雨が降れば汚れを洗い流してくれます。
汚れの密着度が低いということは、自然とクリーニング効果が高まるということです。
塗膜の劣化を抑え、結果的に建物の寿命が長くなるでしょう。
◆低汚染塗料の特徴とは?
低汚染塗料にはいくつか特徴がありますが、ここではそのなかでも特に大きな特徴を6つご紹介します。
塗料を選ぶ際の参考にしてください。
①美観性が高い
さきほども少し触れましたが、塗膜の表面に特殊なコーティング技術を駆使しているため、汚れが付きにくく長期にわたって美観性が保たれます。
防カビや防藻性も高いので、カビが生えやすい北面の外壁なども清潔な状態が維持されるでしょう。
②遮熱性能が高い
遮熱無機顔料を配合することにより、高い遮熱効果を発揮します。
そのため、夏は涼しく冬は暖かい空間をつくれるでしょう。
③耐久性が高い
耐久性が高く、12~15年ほど塗膜を維持することができます。
特に耐候性は、フッ素塗料と同程度といわれており、まわりの環境からの影響を受けにくいのが特徴です。
④紫外線に強い
紫外線などの外的刺激に強い「シロキサン結合」を増加させることで、劣化しにくい塗膜を作り出しています。
⑤高濃度の強化剤
塗料に高濃度の強化剤を配合しています。
そのため、塗膜劣化の原因となる物質への耐性が高まっているのが特徴です。
⑥ひび割れが起きにくい
2つの層から成り立つシリコン樹脂を使用しています。
中心層は柔軟性が高い一方で、まわりを囲んでいる部分はとても硬度が高い層です。
この違う特徴をもった層により、柔軟性のある強固な塗膜を実現しているため、ひび割れが起きにくくなっています。
◆低汚染塗料は二液性のものがおすすめ
低汚染塗料には、「一液性」のものと「二液性」のものがあります。
もともと二液性のものが主流で使われていますが、徐々に一液性のものが増えてきているのが現状です。
一液性の塗料は、すでに硬化剤がまざっているので施工性が高いといわれています。
しかし、施工の直前に混ぜ合わせる二液性の塗料に比べると、耐久性に劣るのです。
そのため、高い低汚染効果を実現したいのであれば、二液性の塗料を使用するのが良いでしょう。
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