◆低汚染塗料とは?
低汚染塗料とは、塗装した表面に汚れが付着しにくい塗料のことです。
すべての塗料は、塗装後に塗膜ができることで耐久性や防護性を高めています。
しかし、塗料の性質によっては汚れが付きやすいのが難点でした。
低汚染塗料なら、特殊なコーティングが施されているため、長期間にわたり綺麗な状態が続くでしょう。
◆低汚染塗料を使用するメリット
低汚染塗料の特殊なコーティングには、優れた親水性があります。
そのため、雨が降った時は自然と雨が汚れを落としてくれるのです。
自分で外壁の汚れを落とすことは大変な作業なので、何もせずに汚れが落ちることはとても大きなメリットといえるでしょう。
また、低汚染塗料は耐久性に優れています。
汚れは、塗膜にとっては良い存在ではありません。
目に見える汚れはもちろん、目に見えないような塵やホコリを長く放置してしまうと、ダメージを与え続けて耐久性が劣ってしまいます。
低汚染塗料は汚れが付きにくいため、ダメージを受けにくく耐久性も維持されます。
◆低汚染塗料を使用するデメリット
低汚染塗料を使用する時に気を付けたいのがひび割れです。
なかにはひび割れが起きにくいように工夫された塗料も存在していますが、通常の塗料と比べると弾性機能がやや低くなっています。
弾性機能が高い塗料は、粘り気があり柔軟性に優れています。
しかし、低汚染塗料は柔軟性がやや劣るため、通常の塗料よりもひび割れが発生しやすいでしょう。
特に、直射日光が当たる場所は注意が必要です。
また、価格が高いというデメリットもあります。
メンテナンスコストなどの長期的な維持を考えれば、あとあとお得感は感じられますが、初期費用を抑えたい方には不向きです。
◆低汚染塗料を使用する際の注意点とは?
低汚染塗料は汚れが付きにくいところが最大の魅力ですが、汚れが絶対に付かないということではありません。
程度が軽いといえども、汚れが付くことはあるのです。
低汚染塗料は、汚れを落としやすいという特徴もあるため、汚れに気づいた時点で洗い流すのが良いでしょう。
汚れを放置するほど落ちにくくなり、のちのち耐久性にも関わってきます。
また、塗ムラには気を付けましょう。
厚みのばらつきがあると、塗膜が薄い部分だけ汚れが付着しやすくなってしまいます。
まだらに汚れると、非常に見た目が見苦しくなってしまうので、均一に塗ることが大切です。
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