外壁塗装の費用項目は、「材料費」「足場代」「人件費」「その他運営費」などで構成されます。
それぞれの割合は、材料費が費用全体の約20%、足場代が約20%、人件費が約30%、その他運営費が約30%です。
ここでは、材料費に含まれる「塗料の相場」、「足場代相場」、「人件費」について、さらに詳しく紹介していきます。
【塗料の相場】
外壁塗装に使われる塗料は、さまざまな種類があります。
使用する塗料によって、相場がまったく異なるため注意が必要です。
例えば、シリコン塗料は外壁塗装で用いられる主な塗料の一つです。
1㎡あたり1,800~3,500円で耐用年数は7~15年と、コストパフォーマンスが優れている塗料であると言えます。
一方、フッ素塗料は、耐熱性に優れ、紫外線や雨に強いという特徴があります。
さらに、外壁に付着した汚れが雨で落ちるという性質もあるため、1㎡あたり3,000~5,000円とやや高めですが、耐用年数は15~20年と長めです。
このように比較的単価が安い塗料は耐用年数が短く、高い塗料は耐用年数が長い傾向があります。
「高いからやめる」のではなく、その辺りも考慮して塗料を選択すると良いでしょう。
【足場代相場】
足場は、職人さんの作業場を確保するためだけではなく、シートで囲むことで塗料が周りに飛び散るのを防ぐという役割があります。
足場の相場は以下のような公式で求められます。
「足場の面積(外壁面積 × 1.3倍)×単価=足場の費用」
足場面積を計算する時に外壁面積を1.3倍するのは、家を取り囲む分外壁よりはみ出して設置するためです。
なお、足場の単価は1㎡あたり約600~800円、飛散防止シートの単価は1㎡あたり約100~200円とされています。
このようなことから、足場代は20坪の住宅であれば約6~9万円となります。
しかし、設置場所や階数によって変わるため、あくまでも目安として覚えておきましょう。
【人件費】
人件費とは、職人さんに支払われる費用を指します。
主な仕事内容は、飛散防止シート張り、高圧洗浄、養生、シーリング補強、下地補修などです。
それぞれの仕事内容には、1㎡あたりの費用相場があります。
それらを細かく計算して合計したものが、人件費として見積もりに記載されるのです。
また、人件費は職人さんの職歴によっても変わってきます。
新人さんよりベテランの職人さんのほうが単価が高い傾向にあるため、ベテランが多い現場では人件費が高くつくでしょう。
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